本革(レザー)に使われる革の種類は?(羊革編)
羊皮(シープスキン)とは?
羊皮とは、羊の皮をなめしたものです。
羊革はきめが細かく、柔らかな素材です。光沢は派手ではありませんが、穏やかな輝きがあります。通気性、保温性も高いのが特徴です。
手触りはとても心地よく、レザージャケットや財布、バック、手袋など幅広く使われています。
羊革にはどんな種類があるの?
羊革は、大きく分けて2種類あります。
それぞれの特徴について説明していきたいと思います。
どちらもまとめて「羊革」と表記されることが多く、具体的な羊革の種類は実際に触ってみるか
ラムスキン
生後一年未満の羊の革を、ラムスキンといいます。
羊革の中でも、特に肌触りがよく柔らかです。
羊革の中でも高級品とされています。
肌に吸い付くような滑らかさを持ち、肌に触れるもの二使われることが多い羊革です。
クッションやソファをはじめとした家具や、手袋、ジャケット、コート、財布のような小物類にもよく使われます。
シープスキン
生後1年以上の羊の革を、シープスキンといいます。
牛革と比べて薄くて軽く、柔らかい羊革です。
身につけるものから、ブックカバーなどのように身近なものまで幅広く使われています。
ラムスキンと比べて滑らかさや光沢はおとなしいですが、それでも十分柔らかな光沢と滑らかさがあります。